昨年に引き続いて開催された「続・石屋は見た!刻んだ!藤枝の人とまちの歴史」に参加してきました。
今年は歩くことに特化した内容になっています。
藤枝おんぱくで了善寺に訪れるプログラムは他にもありますが、それぞれのプログラムで趣向が異なります。
「石屋は見た!」のタイトル通り、ここでは御影石についての解説がありました。
案内人は藤枝に6代続く石材店の佐野雅基さん。
藤枝の寺社仏閣を案内するホームページも運営しています。
古い灯籠に刻まれた石屋の名前を指しながらの「この人について知っているか、おじいさんに聞いたところ…」などという説明を聞いていると、歴史が急に身近なものに感じられてきました。
参加者の皆さんからも熱心な質問があり、用意された資料を見ながら、時に書き込みながらのまち歩きとなりました。
後日に再訪するときにも役立つことでしょう。
源昌寺近くにあったお仕置き場跡に「首切地蔵」があります。
年貢を減らすように訴えて刑場に散った増田五郎右衛門など、埋もれつつある藤枝の偉人を伝えたい、と佐野さん。
「左右に武家屋敷があると想像しながら歩いてください」
本当に向こうからお武家さんが出て来そうな感じでした。
慶全寺ではご住職からお寺の成り立ちと、助産婦だった水野じょうさんの話がありました。
じょうさんが願主となって建立された、境内の丘にある子育観音はご利益が大きいそうですよ。
おまけ
お参りした子育観音のお導きか、子どもたちに出会いました。
「なにしに来たの?」
「んー、お参り」
「向こうに死んだダンゴムシがいたよ!!!」