木工に挑戦!
木工。遠い昔、中学校の技術の授業でやったことがあるけれど…そんな私が、スツールづくりに挑戦。
柳川製材所・ヤナザイは、大井川流域で林業から製材を行う会社です。島田市牛尾にあるその作業場で、山内さんに教えていただきました。
まず、自分の好きな、直方体をした杉材を選び、サンドペーパーで表面をなめらかにします。みるみる手触りが変化して、きれいな木目が浮かび上がります。
角の部分は「面取りかんな」で角度をやわらかくして、さらにペーパーがけ。部品をそろえます。
部品を組み立てて・・・
全ての部品を作ったら、脚の部分を組み立てます。ここで取り付けが曲がってしまうと、ガタガタしたいすににってしまいますから、重要な作業です!
座面の裏に足の部品をねじで留めます。それから脚同士を支えるように部品を取り付けていきます。
かわいいスツールができました!
組み立てたら、荏油(えあぶら)という天然塗料を布にしみこませて全体に塗っていきます。ニスのように光らず、しっとりとした感触でありながらつやが出て、木目がいっそう美しくなります。
軽くてコンパクト、でもガタつきのないしっかりとしたかわいいスツールができました!座面の杉材の大きさによっては脚を3組取り付けるなど、つくりながら好みに合わせて工夫できるところが、手作り木工の魅力ですね!
木のある暮らし、いかがですか?