116 材木屋さんに教わる杉のスツールづくり

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木工に挑戦!

木工。遠い昔、中学校の技術の授業でやったことがあるけれど…そんな私が、スツールづくりに挑戦。

柳川製材所・ヤナザイは、大井川流域で林業から製材を行う会社です。島田市牛尾にあるその作業場で、山内さんに教えていただきました。

まず、自分の好きな、直方体をした杉材を選び、サンドペーパーで表面をなめらかにします。みるみる手触りが変化して、きれいな木目が浮かび上がります。

角の部分は「面取りかんな」で角度をやわらかくして、さらにペーパーがけ。部品をそろえます。

部品を組み立てて・・・

全ての部品を作ったら、脚の部分を組み立てます。ここで取り付けが曲がってしまうと、ガタガタしたいすににってしまいますから、重要な作業です!

座面の裏に足の部品をねじで留めます。それから脚同士を支えるように部品を取り付けていきます。

かわいいスツールができました!

組み立てたら、荏油(えあぶら)という天然塗料を布にしみこませて全体に塗っていきます。ニスのように光らず、しっとりとした感触でありながらつやが出て、木目がいっそう美しくなります。

軽くてコンパクト、でもガタつきのないしっかりとしたかわいいスツールができました!座面の杉材の大きさによっては脚を3組取り付けるなど、つくりながら好みに合わせて工夫できるところが、手作り木工の魅力ですね!

木のある暮らし、いかがですか?