岡部の「釜炊きごはん工房ゆとり庵」さんで、職人直伝の土鍋でご飯炊き体験が開催されました。
おんぱくでは、「旬のたけのこごはん」、「栄養満点玄米ごはん」、「特別厳選の極上選米ごはん」の内容が異なるプログラムが予定されています。
今回は、「特別厳選の極上選米ごはん」を炊きます。
http://www15.plala.or.jp/yutorian/
まずは選米作業から。
お米のなかに入っている白濁米・割れ米・虫食い米・変形米を一粒、一粒取り除きます。
選米作業によって、だいだい1000粒中400粒は取り除かれます。
ゆとり庵のご主人、植田さんでも4合分を選米するのに5時間はかかるそうです。
そして今回のお米は、ねばり・香り・甘みが強いのが特徴の
「新潟産魚沼こしひかり」
土鍋はご主人こだわりの、四日市萬古焼です。
強火10分→弱火5分→火を止めて10分 と炊いていきます。
弱火にしたらこまめに蓋をとり、炊き加減をみていきます。
ぶくぶくする前はお米、そのあとごはんになっていくそうです。
炊きあがりが待ち遠しい~!
ようやく炊きあがりました~!
蓋をあけるのと同時に、ふわ~っとごはんのいい香りが広がります。
ごはん一粒一粒が立っていて、つやつやです。
土鍋炊きごはんの楽しみのひとつ。おこげ!
ご主人がおこげ専用しゃもじで丁寧にとってくださいます。
香ばしい風味がなんともいえない美味しさ!
麦味噌のお味噌汁、焼き魚、地元の食材で作られたおかずも絶品!
ごはん何杯でもいけちゃいます。
食べきれなかったごはんはお土産として、おにぎりにしてくれます。
自宅に帰っても楽しみがあるのは嬉しいですよね。
土鍋で炊いた特選米は「美味しいを超越した、心にしみるごはん」でした。
普段の食事で忘れかけていた、心の充足というものを思い出したひと時となりました。