明治15年創業、歴史ある志太泉酒造さんで日本酒講座が開催されました。
参加者の皆さん、今日は日本酒をもっと好きになる1日にするぞー!と意気込みを語り、
日本酒講座スタートです!
志太泉酒造 4代目蔵元 望月 雄二郎さん。
望月社長は、食の安全に関する情報の公開や、安全な材料の確保にも取り組んでおられます。
望月社長の「誠実に酒造りに取り組む姿勢」が多くのファンから信頼されているんだなあ。と感じます。
ちなみに望月社長、お酒はあまり飲めないそうです(笑)
蔵元のすぐ脇を流れる瀬戸川。
瀬戸川の伏流水はこれ以上はないと言っていいほどの軟水で、志太泉の仕込み水に使われているそうです。
こうした恵まれた自然の中、志太泉のお酒は造られています。
美味しいお酒は、美味しいお水から。
ということで利き水クイズー!
A・B・Cと用意された3つの瓶。
1つは実際に日本酒を造る際に使われているお水。
2つは市販のお水です。
日本酒造りに使われているお水をよーく味わうと、口あたりが柔らかくさっぱりしている印象を感じます。
続いて、日本酒のテイスティング体験!
①まず色をみて
②香りをかぎ
③口に含み味わう
この手順でテイスティングをしていきます。
お米の種類や割合によって味が変わり、みなさんそれぞれお気に入りを見つけていらっしゃいました。
そして、お待ちかねの昼食タイム
藤枝市水上「和風レストランおだ」さんの特製お弁当です。
香りの高いタイプの「薫酒」
軽快でなめらかなタイプの「爽酒」
コクのあるタイプの「醇酒」
熟成タイプの「熟酒」
日本酒の4タイプでお料理とのマリアージュを楽しみました。
どのお料理もとても美味しかったです。デザートの日本酒プリンに皆さん驚いていました!
お腹もいっぱいになり、午後の部はお酒づくりの工程を教えていただきます。
洗米されたお米はこの巨大な釜で蒸されていきます。
パラパラッとしていて、外は固く、中がふっくら柔らかい仕上がりが良い蒸米だそうです。
この麹室で蒸されたお米を布に広げ、粗熱をとっていきます。
目標の温度になるまで何度も布に薄く伸ばし、温度が下がったら麹菌をまきます。
なんと、2週間もかかるこの作業!
2人態勢、泊まり込みで作業をしていくそうです。
最後に貯蔵タンクに移され、半年間後に日本酒は完成されます。
ねこのパッケージがキュートな「にゃんカップ」をお土産にいただきました。
日本酒のさまざまなことを知れて、新たな発見もあり、とても充実した1日となりました。